馴れ初めについて。

馴れ初めのことを忘れないようにメモしておきたい。
きっと忘れたくても、忘れられないでしょうけれど。


はじめは、友人の紹介。
わたしが元彼と別れ、友人夫婦が「みかんに合いそうな男性がいるのだけど」と言ってきたのが去年の10月ごろ。
わたしはその時、会社の前の部署でのパワハラで重い鬱症状になり、会社を休職した直後でした。
正直今はそんな気分じゃない、という感じで、お互いのタイミングも合わないままズルズルと出会いが遅れ12月。
ちょうど合う日があったので横浜の個室の和食屋さんでお会いすることに。

わたしが見た彼の第一印象は「なんて知的好奇心の高い人なのだろう」
彼が見たわたしの第一印象は「人の話をとても楽しそうに聞く人」

お互い第一印象は悪くなかったのですが、わたしは勘で「これは脈がない、少なくとも今は、彼はわたしのことを見ていない」と思ったため、twitterアカウントのみ交換してその日は別れました。

この勘、実は当たっていて。
ズルズルと出会いのタイミングを遅らせた結果、彼にはもう好きな人が出来ていて。
わたしと会った日は、なんとその好きな人に告白をした次の日だったとか。(友人夫婦談)

これを後から聞いて、「だからかー!」と思いました。
今までわたしがシングルの男性に会ったときの、男性の目線と、彼の目線が全く違うものだったので。
余りにも、熱が無さ過ぎる。と言えばいいのか・・・うまく言えないのですが。つまり、アウトオブ、眼中。

次のきっかけができたのは、それから半年経った6月。
彼が、その12月に告白した元カノさんと別れた、おそらく数週間後。
ある男性にしつこく食事しないか、と、デートのお誘いを受けたことをtwitterで愚痴ったときに、彼がわたしに「それはめんどくさそうな相手だ。はっきり言ったほうがいいかもしれないな」とレスをくれた。

何故かあの瞬間、「言うなら今しかない」って思った。

そして彼に、「そうですね、はっきりお断りします。ところで、お食事でもいかが?」とレスを返したのです。

彼は、すぐに「いいね。今、転勤で遠くにいるのだけど、今週末にそっちに戻るから、また友人夫婦と一緒に飲もうか。」とメッセージをくれた。
それが、二回目の出会い。

彼と友人夫婦と四人で飲んで、やっぱりこの人はとても楽しい人だな、と思った。それが恋心だったのかどうかは分からないけれど。
そして、彼も。前回は元カノさんのことばかり考えていて、私のことはよく見ていなかったらしく、「こんな顔の子だっけ?」と友人に漏らしたそうな。(これも友人夫婦談。)

その帰り道、二人で同じ方向だったので初めて二人きりになって20分くらいお話をしました。

次の週、わたしが平日休みの日にいきなり東北旅行を思い立って、新幹線に飛び乗ったことをtwitterに書くと、彼がいいなあ、と呟いたので、「来ちゃいなよ!」と半分冗談で呼んでみた。
すると、昼ごろ彼から、「今から行く。仙台で待ってて」とメッセージが。そこで初めてメールアドレスを交換。

この瞬間、「運命」ってものを感じた。

仙台に来た彼と一緒に青葉城跡に行き、日が暮れるまでずっと空を眺めていました。

そして仙台から帰り、次の週末に「仙台に来させちゃったお詫び」と称してデート。そこで初キス→帰りにわたしが「彼女いますか?」と尋ね、「今はいません」「俺は君のことが好きだけれど、君は俺が好き?」と聞かれ、付き合うことに。

そこからほぼ毎週のおデートをこなして、今に至ります。

彼が群馬、わたしが神奈川のプチ遠距離ですが、毎週末会えるなんて幸せだと思わなきゃ。こっちに出張のときは平日でも会ったりします。

まだまだ、たかが二ヶ月。
まずは三ヶ月、そしたら半年、そして一年。
どれだけ続くかは分からない・・・彼は飽きっぽい人のようなので、わからないけれど、
長い人生、たかが1年、2年の付き合いで終わりたくない!

だから今日も、気持ち悪いくらい彼のことばかり考えて、彼に少しでも好きでいてもらえるように、頑張るのだ。