一夜明けて、デート。

昨日あんなことがあったのだけれど、元より予定していたデートなので、悩んだけれど行くことにしました。

昨日、お酒を飲みながら彼氏さまに、
「今日帰り遅くなりそうだから、遅めに待ち合わせでもいい?それか、お弁当をちょっと作るのをやめてもいいかな?」
と、メールしていました。(返す返すも最低だ・・)

彼氏さまからは、「うん、今日が遅いならしょうがないね。お弁当も無理しなくっていいよ。いつもありがとう」との返事。

帰宅して、酔いがさめて猛烈な自己嫌悪に陥って、彼氏さまにいそいでこうメールした。

「やっぱり早くあなたに会いたいです。だから、待ち合わせ時間は予定通りでお願いします。ごめんね」

そして、土曜夜の流れでお弁当を作らないってことは、わたしが彼とのデートより件の友人を優先させたってことになる、ってことに猛烈な嫌悪感を感じて、お弁当も手抜きにはなっちゃうけれど、ちゃんと作ることにした。
これが出来なかったら、自分は自分を本当に嫌いになるって思った。

朝、早めに起きてお弁当を作った。
ほんとうに簡単に、だけれど、

こんぶのおにぎり
青梗菜と豚バラのオイスターソース炒め
卵焼き
鱈の塩麹漬け焼き

でも、作らないより、ずっとマシだって思って。これは、わたしの心のケジメのお話だけれど。

上野で待ち合わせたわたしたちは、まず公園でお昼を。
ほんとうに手抜きなのに、彼は「今朝作ったの?大変だったでしょう」「おいしいよ、ありがとう」と言ってくれて。
わたしは申し訳なくって、「ううん、大したものが作れなくて、ごめんね」としか言えなかった。
木陰が気持ちよかったので食べ終わって暫くわたしの膝枕で彼がうとうと。
彼の顔を眺めながら、「わたしが好きなのはこの人でしょう?ちがうの?」と自問自答。

暫く休んでから手を繋いで科学博物館へ。
博物館では日本館の企画展(だいたい月ごとに代わる)の縄文人展を見て、それに関係する展示を見て、いろいろ仮説を出し合ったりして。
ちょっと疲れたのでフードコートで休んで、カキ氷を頼んで、
「カキ氷で頭が痛くなったとき、頭をそのカキ氷で冷やすと痛みが取れるんだって」
「なんで?それは迷信?科学的根拠は?」
「そもそもカキ氷で頭痛がするのは外気温と体の中の温度に差が出たから。だから頭を冷やして外気温との差をなくしてやると、脳は外気温も寒いと錯覚して頭痛が止まるの」
「へえ、それじゃ実証するしかないな」
そしておもむろにガツガツとカキ氷を彼が食べ・・・暫くして。
「歯が痛い・・」
「知覚過敏ですね(笑)」
なんて話をして。

そして一休み後、地球館の、地球の起こりをすこーしだけ見て、タイムアップ。

その後二人でアメ横をぶらぶらして、雑貨を見たり、空気を楽しんだりしつつ、アメ横の場末の飲み屋!ってところで夕飯。
食べ終わってみたら、ふたりでお腹いっぱい食べて飲んで四千円。安い!

まだ帰りの電車まで時間があったので、スタバいきましょう、と歩き出して、するとぐい、っと駅のすみっこに連れて行かれて、キス。
そのキスを受けながら、罪悪感でもう本当に辛くって。でも、彼が好きで。
ほんとに、もう・・・

来週の金曜は会社がお休みなので、金曜夜から彼の家に言って、二泊二日、一緒にいることにした。
その前に、気持ちを整理しなきゃ。